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クリーニング マーベル 坂之上店 の日記

羽毛製品について

2011.04.14

いつもマーベルをご利用頂きまして 誠に有難うございます。

本当に暖かくなってきましたね(^ー^)
冬に重宝したダウンのジャケットやコートを もう仕舞われるお客様。
必ず1着は待っていると言われる冬の必需品!!
主にナイロン素材の生地をキルティング加工して 内側に羽毛が詰まっています。

羽毛は保湿性に加えて 体から出る汗を放出する特徴が
ありますので極寒地での作業服などとして着用されていました。
その他だと寝袋や布団などにも使用されていますね♪

現在ではデザインやカラーもファッショナブルになり 真冬のタウンユースとしてもかかせない定番アイテムに
なりましたね。

羽毛とはカモ・アヒル・ガチョウなどの水鳥の尾や
翼などの大きな羽を除いた物の事を言います。
水鳥の羽根は生えている部位によって分けられるんです。

ダウン
水鳥の胸からお腹にかけて生えている小さな元羽軸と
その先から延びる羽枝から出来ている綿毛の事を言います。
いわば水鳥の肌着の様なものですね。
ダウンの中心から長く柔らかい羽根が放射線状に伸びており この羽枝の数が多くて産毛が残りタンポポの綿毛のような形をした物は 特にダウンボールといいます。

このダウンボールが大きいほど 良質なダウンとされています。
この上質なダウンは1羽の水鳥からたった10~30gしか採る事が出来ません。
なので1着作るのに 約30羽前後の水鳥が必要になってきます。
お布団を作るとなると 150羽以上も必要になるそうです。

フェザー
水鳥の体を覆う羽根の事を言います。
いわば上着のような役割をしています。弾力のある軸が通っていて いわゆる『羽根』と言われて皆さんが思い浮かべるのがフェザーです。
羽根の長さが6.5cmまでのスモールフェザー。
ラージフェザーになると 主に敷き布団などに使用されます。

グースダウン(ガチョウ)ダックダウン(カモ)の違い

グースやダックの羽毛がよく使用されていますが
グースの方が大きく良質なダウンが採れると言われています。
それはグース(ガチョウ)は体が大きい事や ダウンを採るために時間をかけて飼育されているからです。

一方ダック(カモ)は食用として飼育され 若いうちに加工されるので副産物として採れるダウンが育ちきっていない事が多いそうです。

大きなダウンほど空気を多く抱き込み 軽く、ボリュームがあります。
またグースダウンの方が 細くて柔らかく絡まりにくい性質を持っています。
フェザーもグースの方が湾曲していて ふんわりと膨らんでいたりしますね。


ダウンのメンテナンスについて
ダウンコートは年に1回 もしくはシーズン中にもう1回ぐらいのお洗濯をしましょう。
あまり頻繁に洗われると汚れだけでなく 羽毛の油分も取り去られてしまい保湿効果が下がる可能性があります。

最近ではご家庭で洗えるダウン製品も多くなってきましたね。しかし 表や裏地の素材、加工や付属品(ファー)によっては難しく 手の施しようがなくなってしまう場合がありますので 必ず洗濯表示を見て確認して 本当に大切にしたい物は 必ず信頼出来るクリーニング店にお願いしましょう。

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